友達と最高に盛り上がるゲームはNewスーパーマリオブラザーズWiiで決定

大学生は誰かの誕生日を盛大に祝たがる生き物らしく、お誕生会なる会合に出席しなければならない。先日もイケメンくんの家でお誕生会が開催され、イケメンくんが盛大に祝われた。夕飯に牛肉が振舞われ、前日の夕飯が食パンであった僕を大いに喜ばせた。ちなみにイケメンくんというのは友人のOくんのイケメンなところに着目した技術点の高いニックネームである。


その誕生会で「New スーパーマリオブラザーズ Wii」という最新式のゲームをやった。このゲームを始める前にみんな口々に「大橋のぞみちゃん」という謎の女の子の名前を口にしていたのだが、任天堂が姫の破廉恥極まる名前を家庭ウケを考慮して和名に改名させたのだと考えられる。複数人プレイでこのゲームを始めたのだが、みんなでやるマリオがここまで面白くなるとは思っていなかった。

ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii

「マリオを複数人プレイするとこんな感じになるのだろうな」と考えているそのままのゲームが体験できるのだが、実際にプレイすると盛り上がりがハンパない。足をひっぱるわ協力するわで必ずハプニングが生まれる。誰かを足蹴にしたり、みんなのアイテムを独り占めしたり、ひとりで勝手にピンチになっていたり、とにかくワイワイガヤガヤと盛り上がるのだ。狭い足場にみんなが行くと誰かが押し出されるので順番に行こうとし、チビマリオの友達をフラワーマリオの友達が先陣をきって守ろうとする。これは本当に笑顔があふれる。


このゲームの革命的な点は「プレイヤー同士が争わないこと」である。他にもみんなでやって楽しいゲームは沢山あるのだが、スマブラマリカーも、友達同士での戦いにゲーム性が生まれている。友達がみな敵なのだ。こうなるとゲームが下手な僕などは全く面白くなく、逆にゲームが上手い友達も面白くない。ある程度は盛り上がるけど、途中で必ずしらける奴が出てくる。僕である。しかしwiiマリオはみんなが仲間であり、下手な奴をうまい奴が手助けすることができる。むしろ下手な奴がいる方がハプニングが起こって面白いのだ。普段ゲームをやらない人でも仲間にはいることができ、心地よい一体感ができる。小学校の頃にみんなでコントローラーを回しながらクリアしていったマリオワールドやドンキーコングのときの感覚なのだ。ここまでみんなで笑えるゲームは最近ではなかなか見ない。


このゲームのディティールだとか難易度だとか、語りだしたらキリがないのだろうけど、みんなで集まって最高に盛り上がるゲームという点だけではこのゲーム以外にはちょっと考えられない。