iPadを買ったので第一印象

iPadのWi-Fiモデル32Gを買った。iPadが発表されてまだボロクソに叩かれていた時期から購入を決意していたため、本当に待ちわびていた。今のうちにファーストインプレッションを書いておく。

• 意外と小さい。B5のノートくらいで、持ち運びたくなるサイズ。最初は家でのみ使うもので外に持ち出したりなどしないだろうと考えていたのだが、マクドナルドとかスタバとかには持って行きたくなる。電車内ではちょっと出しにくいサイズ。

• やはり重い。まだ手に持って使うにはキツイ重さ。「膝だとか机だとかに置いて使うのを想定してるんだ！」とか鼻の穴を膨らませて罵倒してくる輩がいると思うけれども、机などに置いて使うと蛍光灯が写り込んで見づらくなる。光の反射か重さかのどちらかを改善して欲しい。まあ二年も経てば軽くなってるんだろうけど。

• キーボードと文字入力が使いづらい。キーボードは大きくて反応が速いので入力しやすいのだけれど、欲しいキーがないのが痛い。矢印キーだとかctrlキーだとか。例えば単語の途中を間違えてしまった場合に、間違えた箇所にカーソルを合わせるのに一苦労。文字入力は変換能力が低いのと、キーが少ないので表現の幅がかなり狭まる。例えば、「iPad」という単語を入力したいときに「あいぱっど」「ipad」このどちらを入力しても「iPad」にはならない。「ipad」と入力したときにでる予測変換を使えばなんとかなるのだが、かなり面倒くさい。これについては別エントリでかく予定。

• safariはちょっとしたweb用。iPadでガチインターネットは難しい。やっぱり家でのインターネットはMacBookを使うことになりそう。一番面倒なのはパスワード管理で、いちいちログインしなければならない。ただ、ちょっとした調べ物とか、更新の確認とかには最適。あと個人的にバーは下において欲しい。ブックマークとかを操作したいときにいちいち上のバーまでタッチしに行くと、画面が隠れてしまう。

• 電子書籍はものすごく読みやすい。これは感動した。活字も漫画もすばらしく読みやすい。i文庫HDとcloudReadersで漫画と青空文庫をよんでみたのだが、問題なく集中して読める。これは確実に流行ると思う。個人的にはcloudReaderの方がシンプルで好きなのだが、インジゲータがi文庫のキラー機能になっていて、i文庫を今後使うつもり。iBooksの本棚の隠しロゴにちょっとニヤリ

• 写真を見せるのに最適。スライドショーをやってみたけれど、これは盛り上がりそう。これからはばんばん写真をとるし、コネクタも買うつもり。

• マルチタスクがないのがやっぱり痛い。僕はiPhoneもiPod touchももっていなかったので、なんでこんなにマルチタスクがないことに騒いでいるのかがいまいちピンとこなかったけれど、twitterやskypeを裏で走らせたかったりするときに、マルチタスクがないのは本当に面倒くさい。一番面倒なのがアプリから別のアプリを開く時で、twitterのリンクをクリックしたらsafariが開いてしまってtwitterクライアントは閉じられる。自分の意識では今はtwitterをメインでしていてsafariは一時的な使用ってことなのに、強制的にsafariにつれていかれて、twitterに戻るには一度ホームを経由しなければならない。この点ではアンドロイドの戻るボタンとマルチタスクは非常に羨ましいと思う。

• アプリとレビューがまだまだすくない。これはしょうがないことなのだけれど、まだ不完全燃焼な感じが否めない。特にtwitterとtumblrのクライアントアプリが全然なくて、iPadの魅力が半減している。レビューも少ないのでどれが良いアプリなのかもよく分からない。

• 壁紙を変えるのが面白い。壁紙を気分次第で変えるのが地味に面白い。いろいろな壁紙をダンロードしては試してみる。すぐに目につくものを簡単に変えられるのにはまる。ここまで大きなサイズでの綺麗な写真を見る機会があまりないのもある。

• 電池はものすごく持つけれども、充電が遅い。電池切れの心配はなさそう。Macだとつないでいれば充電されるっぽい。便利。

とりあえずはこんな感じ。総評としては買って本当に良かった。ただ、まだまだ改善の余地があるので、二年後くらいに買い換えると思う。これから長いお付き合いになりそう。