新聞にとって代わるメディアはInstapaper

こんな想像をしたことがある。RSSリーダーで読みたい記事を選別し、それがそのまま新聞として印刷されたものが翌日の朝刊としてやってくる。紙メディアの方が読みやすい長文の記事などを印刷された形で朝食を食べながら読むことができる。これは結構ニーズの高いサービスだとずいぶん前にtwitterでぼやいていたことがあったのだけれど、紙メディアに置き換わるiPadが登場した今、このサービスが実現している。それがInstapaperだ。


Instapaper


このサービスはネットで後で読みたい記事があればブックマークレットを使い保存する。その際に面倒なタグ付けなどがないので、ページの移動などもなく完全にワンクリックのみで保存できる。そしてInstapaperのサイトに行けばこれまでに保存したページをリストアップしてあるので、暇なときに読むことができるのだ。これが、iPadと連携すると素晴らしい。


iPadのInstapaperアプリでは保存したページを、コンテンツに絞ったテキスト文書と画像のみで保存してくれる。ブログやニュースサイトのごてごてした装飾などをとりさって、自分の欲しいコンテンツのみを抽出して、iPadで読みやすい形にして見ることができるので、さながら自分用に編集された新聞を読んでいる気分になる。

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NewsRackなどのGoogleReaderクライアントを使えばInstapaperに簡単に送信でき、自分用にInstapaperが編集されて行く。オフラインでも読めるので、これまで新聞をよんでたり雑誌を読んでいたりするシーンにおいて、iPadとInstapaperがとってかわる。読み終わった記事はアーカイブに保存でき、またお気に入りの記事にはスターもつけられる。


このアプリをiPadに入れると確実にライフスタイルが変化する。Instapaperは今後iPadキラーアプリになると思う。iPadで読むべきなのは電子書籍よりもInstapaperといわれるようになるのもすぐそこだと考えている。