カバンの中身は面白い

カバンは生き様

通学用にカバンをさがしていたんだけど、カバン探しよりも人のカバンの中身の方が面白くて一日中見ていた。カバンの中身はその人の生き様が出る。個性ではなく生き様だ。その人が常に持ち運びたいもの、常に使うものがはいっており、それらの文脈はその人を形作っている。
頑丈なカバンに書類を山ほど入れているビジネスマン、化粧品やかわいい小物だらけの女子大生、カメラやノートパソコンがつまっているオタクたちのカバン。カバンをみるだけでその人が何を目的に生きているか、世界にどんなポジショニングをしているのかが見えてくる。

外国人のカバンはおもしろい

外国人のカバン、特にアメリカ人のカバンはおもしろい。いろんなツールが入っていて、それらはそれぞれジャンルでその人が手元に置きたいと思った唯一のツールなのだ。そうやってアメリカ人のカバンの中身を見ると、世界中の製品がつまっている。MacBook、moleskin、NintendoDSNOKIA、それぞれのジャンルのトーナメント戦を勝ち抜いた王者たちがアメリカ人のカバンの中に収まることができるのだ。

無駄なものがはいってるカバンが良いカバン

できる奴らはカバンの中身は厳選したほうがいいって言うだろう。そっちのほうが効率的で正解に決まっているから。でも、僕はカバンの中にはどんどん無駄なものを入れるべきだと思っている。そっちの方が楽しいにきまっているからだ。ぬいぐるみとか多目的ナイフとか入っていた方が絶対テンションがあがる。読みもしないスヌーピーの4コマ漫画とか使いもしないインスタントカメラとかね。カバンはその人の生き様を映すのならカバンは楽しい方が良い。カバンが楽しければ人生も楽しくなる。それだけでカバンにいれている無駄なものは無駄じゃなくなる。持ってるだけで楽しい宝物になる。人はどんどんカバンの中に宝物を入れるべきだと思う。


ちなみに下のページが面白いよ
http://www.flickr.com/groups/whats_in_your_bag/pool/
geek(笑)はtimbuk2持ちが多いからこっちも面白かった
http://www.flickr.com/search/?q=timbuk2