おれたちはtwitterでの伏線回収をブログに求めている
twitterで知り合った人のブログを読むことは多いのだけれど、おれたちにとってそのブログはtwitterとの地続きだから、twitterでの発言とブログの内容を自然と照らし合わせて読んでいる。たとえば、twitterで花見に行ったとつぶやいていたならば、ブログで花見についての感想を書いていると、そこには新しい複合メディアが存在している。
twitterでは自分の身に起きた出来事を淡々と記述していき、ブログでそれらに関する心情を書いているものが面白い。twitterとブログとの間にはかなりの行間があっても、そこをおれたちが十分に補えるものが良い。たとえば、「今から暇なので京都にでも行くか」とつぶやいて、それ以降帰宅までtwitter上に現れなかった人が、ブログで「金閣寺周辺の外人に対する戯れ言」などを書いていたら、「ああ、この人は京都に行って金閣寺に行ったのか」と推測できる。少しずつ多方面から明らかになっていくその人の人生がミステリー小説のようで、とても読み応えのあるものになる。twitterに気を取られてブログを停止している人はもっとブログを書くとおれたちは嬉しい。主におれが嬉しい。