twitterで寝ると言うと泣くことになる

おれたちがtwitterに発言するタイミングとして、オンライン上への入出するときがあげられて、自分がTLを離れることを言っておかないと、オフラインなのに話しかけられてもお互い困ることになるからだ。ゲームの電源を切るように風呂に入る報告をしたり就寝する報告をしたりするものだけれど、実際には寝ると言っておきながらLDRの未読処理を続けていたり、風呂に入ると言っておきながらtumblrを見ていたりするわけで、そんなときにtwitterにつぶやきたくなってもおれたちは今twitter上にいないはずなのだからつぶやいてはいけない。


特にtwitterで「寝る」と言ったあとが問題であって、低血圧のおれたちは寝る前が一番頭がはたらくので、寝る前に様々なことを思いつく。それはまさに天啓がおりてくるように鮮明におれたちの中に湧き出てきて、これはtwitterにつぶやかなければ、これは世界に放流しなければ、となり、主の右手がパソコンを携帯を指差すのだけれども、おれたちはもう寝ているはずなのであって、twitterに発言することは過去のおれたちを裏切ることなのだからそれはできない。いくら法が許そうともいくら社会が促そうともtwitterで寝ると言ったあとに発言しちゃならねえ、と親父に小さい頃から言われて育ってきたおれたちだから、歯を噛み締めながら枕を濡らすしかできない。


そんなこんなだからtwitterではおやすみと言ってはならないと頭では意識しているのだけれども、もうtwitterをやめて寝なければと思った瞬間にすでに「寝る」と書き込んでいるために、おれたちはまた枕を濡らす。ただの鉄棒を熱していると偽って腕に当てれば、やけどしたという意識が実際にやけどをつくるときくけれども、twitterは一言偽りの発言をしただけでおれたちの行動を規制してくる。twitterおそろしや。