RSSリーダーの収益化について

RSSリーダーって今どのくらい儲かっているのだろう。僕は毎日、新聞を読むようにLivedoorReaderを読んでいるし、ここ最近では認知度があがってきたような気がするのだが、RSSリーダーで直接収益をあげているような気配はない。LDRでは微々たる広告がついているのだけれど、そこからの収益なんてたかが知れているような気がする。他のサービスへの誘導としての効果があるのだろうか。少しRSSリーダーでどうやって収益をあげればいいのか考えてみた。

webチラシ

新聞を読むようにRSSリーダーを読んでいるので、新聞は読まない。今時、一人暮らしで新聞を読んでいる人なんて少数だと思うが、新聞を読まないことで不便だなと思ったことが一つだけある。新聞をとらないと近所のスーパーの安売りがわからないのだ。新聞の折り込みチラシの情報は送り手と受け手の両者の利害が一致しているものがある。そのようなものは受け手側から取得しにいきたいのだが、ウェブチラシというものはまだまだ不便だ。サイトによってその地域で登録されている店が違ったり、現実の折り込みチラシよりも圧倒的に数が少なかったりする。第一、チラシというものは能動的に自分からとりにいくものではない。アンテナを張っていない自分のところにも安売りの情報が届くようになって欲しい。


だからRSSリーダーでチラシを配布して欲しいと思う。RSSリーダーであれば受動的に情報が入ってくる。ウェブチラシのサイトでもRSSフィードを提供しているところはあるのだが、どこもいまいち使いにくい。もっとRSSリーダーに最適化してチラシを配布すれば購読者も増えると思う。Livedoorあたりがまとめて管理して、RSSフィードを配布してくれれば良いと思う。うまくいけばそこからは大きな広告料が発生する。

プレスリリース

プレスリリースっていうのは普通メディアに対してやるものだと思うけれど、それをRSSリーダーに対してする。つまり、RSSリーダーにプレスリリースの枠をつくり、何万人というユーザーに対してのプレスリリースをするのだ。ようはRSSリーダーをメディアとみなすだけなのだけど、まだRSSリーダーをメディアと意識されていないような気がする。今まではメディアに対してプレスリリースを行い、それがメディアで報道されて、そのフィードをRSSに拾われて読者が読むみたいな流れだったけれど、それを直接行う。RSSリーダー上でAppleの広告メールのような美しいプレスリリースがされれば、企業も読者も興味を持つのではないだろうか。


もう少しいろいろと「コミュニケーション機能」だとか「読者投稿機能」だとか考えていたのだけれども、書きながら調べていくうちにRSSがよくわかってないことに気づいた。きちんと調べてからまた書こうと思う。何にしろLDRにはもっと頑張って欲しい。