ブログという名のボトルレター

昔書いた記事にとてもありがたいことにブクマがついていた。この記事は結構みんなに読んで欲しいと思って書いた記事で、恥ずかしながら書いた後にブクマつかないかなーとか思ってたりしてた。そんな記事を書いたのも忘れていた頃にブクマがついて、多くの人に読んでもらえることになって嬉しい限りだ。


ブログは書き続けることで検索やキーワードリンクなどでブログ全体の閲覧される可能性が増える。
一つの記事が読まれると、付随して他の良質な記事が目にとまる可能性が増える。
ブログを書き始めた当初は、どうやったら人に読んでもらえるようになるんだろう、いくら書いても人の目に触れることはないんじゃないか、と思っていたが、書き続けることが一番の早道のようだ。


書いてすぐには全然読んで貰えてなかった記事でも、なんで今更?っていうくらいの時にホッテントリにあがってくることがある。はてなではキーワードリンクはてなブックマークなる機能があるので、たびたびあるみたいだ。
これらのことはもちろんその記事の質が良かったおかげなんだけど、当たり前の大前提としてインターネットに残しておいたからということがある。
インターネットに残しておくということはボトルレターを海に流しておくことに似ている。
読まれるあてもないのに、読まれることを信じてボトルレターを海に流す。時はたち忘れたころにその手紙は読まれる。
過去から未来への一方通行の手紙。


インターネットには時間軸と空間軸を無視できるという特徴がある。
そこにつなげばみんながいる。空間軸のワープはよくみることだろう。
でも、時間軸のワープはなかなか意識されることがなかった。しかし最近になってニコニコ動画という非同期型のタイムマシーンの登場で時間軸についても意識されるようになった。


ニコニコをタイムマシンとし、ブログをボトルレターとする。
どちらも相手に思いが届いたときの喜びは味わい深いものだろう。