質感はデザインで重要な要素

今朝iPodシリーズの新型が発売された。ずいぶん前からリークされていた画像群の通りのデザインでのリリースだったので驚きは少なかった。しかし、自分で意外に思ったのが、発表前のリーク画像を見ても全然欲しいと思わなかったのに本物の画像を見たとたんにやっぱり欲しいなと思ったことだ。




上がリーク画像で下が公式発表の画像だ。おそらくは同じ物をうつしてるはずなのだが、明らかに下の画像からしか物欲をそそられない。もちろん見せ方の問題もあるのだろうけど、これは下の画像ではiPodの質感がわかるのが大きいのではないか思う。


上の画像では解像度が荒くて質感がよくわからない。下の画像ではiPodのなめらかな触り具合が如実に伝わってくる。質感というものはとても物欲に訴えかけてくるものがある。表面がアルミなのかプラスティックなのかで全く違うし、それによって未来的なデザインにするかおもちゃ的なデザインにするかが左右されている気がする。今回の新iPod nanoのようなデザインであの質感を再現すると、美しい光のグラデーションがあらわれる。肌触りも良いので、手に持って操作するような携帯機器では所有感をそそられる。


リーク画像ではその質感まで伝わってこなかった。形だけをみてINFOBAR2みたいだなとか思っただけだった。しかし、公式の画像はやはりiPodがどんなものなのかを想像させるようなものになっている。やはり、デザインで質感というものはとても大事だなと感じた。iPodは買わないけど。


参考
http://www.apple.com/jp/ipodnano/
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080910/apple1.htm
http://japanese.engadget.com/2008/08/23/digg-kevin-rose-ipod-nano-touch/