テストというインターフェースが苦手なやつはどうしようもないよな

今日駿台ベネッセ模試があった。内容はとても簡単で、浪人生にとってはボーナスステージみたいな模試だったんだけど、出来はあまりかんばしくなかった。


ここから言い訳をする。リアルじゃ言えないからネットで愚痴ろうと思う。
僕はテストというインターフェースが苦手だ。何分以内にこれだけの分量をしろだとか、こうゆう問い掛けにはこうゆう答え方をしろだとかがとても苦手なのだ。
テストでは普段問題を解いている時とはいろいろ側面で異なっていることがあって、例えばテストを受けるときの拘束状態があったりする。普段僕は広々としたところで勉強をするのが好きで、大きな机にいろいろな参考書を一覧できるように広げたりしながらのびのび勉強をする。ところがテストでは狭い教室に閉じ込められてぎゅうぎゅうに指定席をつめられて、足も伸ばせないストレッチも出来なければ隣の受験生と肘があたって困っちゃう、みたいな感じ。しかも問題用紙が多いテストだと、狭い机だと管理できなくなってしまう。


拘束されているのは体だけではなく、時間もぎちぎちに管理されている。もっと実力がだせるぐらいゆっくりと考えさせてくれてもいいのに。それに休み時間が短いとトイレに行くだけであせって休み時間がおわったりも。
なによりおかしいと思うのが、朝から晩までのハードスケジュールで全教科をテストしてしまおうとすることだ。理系の僕の場合だと最後の教科は理科で、物理と化学を続けて休み時間なしで解かせたりしてもううんざりだ。ずっとハードスケジュールでテストをしてきて、物理がやっと終わったかと思ったら化学の計算問題がずらっと並んでいるわけですよ。しかもその化学も時間ギリギリまで全力で集中しなくては解けないつくりになっているわけです。コンタクトレンズの僕は目が疲れてそれどころではないです。


あと、テストって「その問いに対する正解」を答えるのではなく「出題者がその問いで書いて欲しい解答」を答えないと点数がもらえないんですよね。
例えば、現役時代に定期テストで英訳の問題が毎回出題されるんだけど、毎回俺は0点だったわけ。俺は英語はネットでも英語サイト覗くしでわりと得意で勉強してなかったんだけど、英訳がどうがんばっても0点だったのよね。テストの点数はこだわらない主義だった俺はあまりきにしてなかったんだけど、3年になってやっと俺の点数の意味がわかったの。
定期テストには当然範囲があって、その範囲には構文の暗記とかがあるわけですよ。俺は独自で英作文用の問題集を買って英作文対策をしていたから、学校指定の構文集とかは当然のように無視していた。要するにテストではその構文を書かないと0点だったわけ。その英文がどんなに正しくても学校指定の例文と1㍉でもずれていたら0点。部分点なし。


まあ予備校に入ってからはそんなアホみたいなこともなくなったけど、やっぱり数学とかを解いていると出題者の思考を読むことの大切さがわかる。俺が一番苦手な空気を読む力と人にアピールする力がテストでは求められている。


そんなこんなで、いくら勉強をがんばってもいくらテスト以外で勉強ができても、偏差値が上がらずに親に怒られるわけです。テストの仕方が悪いというと、言い訳するなといわれるわけです。
テストが下手だと本当にどうしようもないよな。