twitterの評価軸はfavoriteじゃなくてRTにするべきだよね

日本ではふぁぼったーなる素晴らしいサービスが流行ったおかげで、みんなふぁぼったーありきのtweetをするようになったし、それがモチベーションとなって世界最大規模のtwitter大国となったのだけど、正直tweetの評価軸にfavoriteを使うのには限界があるのではないのかと最近思う。これからはRTが評価軸の主流になる。


favoriteとRTはベクトルが内部方向と外部方向で真逆だ。favoriteは日本ではふぁぼったーがあるおかげで「この発言を評価している意思表明」のようにも使うことができるが、本来はブックマーク機能のようなもので、自分の中だけにとどまっているものだ。一方RTは、発言をどんどん外部に広げるための機能で、RTをするときは自分のTLに流す責任を伴なう。


この二つを比べると、評価軸に適しているのはRTだと思う。favoriteは自分の責任なく特定のtweetを晒し上げることができるし、そのせいでノイズが増える可能性が高くなる。RTであれば、自分のTLに流すことをしなければならないので、少なくともfavoriteよりも少し評価のハードルが上がり、ノイズをふるい落とすことができる。例えば「〇〇fav行ったら女装します」みたいなtweetが嫌いな人がたくさん存在しているとしても、これまではそういうノリが好きな人が一定数いるだけで否応なしに少数の組織票でふぁぼったーのような場が占領されていたけれど、RTであれば自分のTLに流して、removeされたりblockされたりする責任を負うので、淘汰されて行く浄化作用が期待できる。また、言うまでもなくRTをtwitterの評価軸にした方が、有益な情報がどんどん回転して行く。それもメリットとして大きい。


アメリカではもうRTが主流になっているようだけど、日本向けのRTサービスで面白いものがあったら教えてください。